日本精神復活推進協会の設立を早急にすることにした。設立した後個々の事業の緩急順により決めて行く。乱れも極限まできた。極限を通り過ぎた。
今は日本民族存亡の危機に直面していると言える。戦後生活は豊かになり、世の中は便利になり、物は豊富でも日本人の精神は墜落の極みである。
豊かな社会である時こそ厳格な社会規範が必要なのに、むしろ貧しい時の方が大多数の人が倫理観を失っていなかった。
5 月23 日の広島高裁に於ける弁護団(男女21 名の弁護士)による弁論には世の中の大多数が唖然とし憤りを感じたであろう。日本人はここまで堕落してしまったのだ。
東大大学院教授(42 歳)の痴漢行為、母親殺し、子供殺し、放火事件、発砲事件、死体遺棄事件。詐欺事件、窃盗事件、傷害事件、裁判官による万引き事件、現職警官による強盗事件、教師による性的いやがらせ事件、保険金詐欺事件、教師による下着窃盗事件等々、ようこれほど今まで考えられないような事件が次々と表面化している。
これが毎日の出来事である。これは異常事態だと思わぬ人間がいるだろうか?
これほど異常にもかかわらず、我関せず無関心そのもの、これも異常そのものだ。
欠陥人間が毎日ゴミのように表面化している。これはアメリカ占領軍の占領政策に基づいた日教組や反日
日本人による歪んだ教育の結果である。
今年になって安倍政権は教育基本法を成立させ、教育再生会議なるものを作って教育3 法も成立させた。
然し乍らこれらは現在の社会の歪みを是正することには決して役立つものではない。まず教育現場の抜本的改革をやるのが筋道だ。
日教組教育からの決別を宣言し、教師の仕事は聖職であることを明確にし、子供は教師に絶対的服従させ教師の威厳を取り戻すことだ。
小中の教育現場で今一番重要なことは、国語を徹底的に教えることと同時に、厳格な徳育を徹底的に教えることである。私は今日まで日本精神復活推進協会の活動の一つとして、錬成塾で義務教育修了の男子に日本精神教育することを実行しようとしてきた。
(本日現在、協会の設立も錬成塾の設立も唯一資金的問題で実現していない)
勿論当初より出来るだけ年少よりかかる厳格な徳育を始めるのが一番良いという考えであったが、小中は義務教育のため一個人が手をつけられぬので、国がやるべきことと割り切っていたが、今日の目にあまる日本
の惨状を見るたびにもうほっとけないという気になり、一日も早くなんとかせなあかんということになった。
義務教育修了者を対象とした錬成塾は出来るだけ早く始めなければならないと考えているが、同時に小学校一年生から徹底した徳育も早急に行う必要があると考えた。
日本精神復活推進協会が全国的に70 歳以上の男性奉仕活動協力者を募集する。その中から適任者を全
国小学校に派遣し、特別授業として毎日次のような具体的項目を教える。 1~3 年、4~6 年と分ける。
1.悪いことはするな(善悪のけじめをつける)
2.物を盗むな
3.うそをつくな(正直、誠)
4.らしさ
5.弱いものをいじめるな(惻陰の情)
6.目上を敬え(親孝行せよ、親を大事にせよ)
7.卑怯なことをするな
8.戸外で物を食べるな
9.礼節を守ること(行儀作法)
10.我慢すること(忍耐力、自省心)
11.人のためにつくせ(自己中心であってはならない)
12.物事に感謝すること(ありがとうの言葉をいつも言え)
13.規則を守れ
14.時間厳守
15.はしたないことをするな
16.正義感を持て
17.恥ずかしいことをするな(廉恥心)
18.人に迷惑をかけるな
19.その他
本来ならば現在の現場の教師が教えるべきであるが、彼らは現状では適任者ではない。と言うのは今までそういう教育を受けていないからである。
70 歳以上の理由は、少なくとも戦前の体験もしているし、自分自身がそういう教育を受けているから説得力がある。生活にしてもある程度余裕もある。生きている間に自分の体験も含めた戦前の美徳を伝えてもらいたい。
本来は各家庭で、親や爺さん、婆さんが子供や孫に直接教えることが一番良いが、現在のような核家族では家庭で教えることが少なくなったので、これを補うためどうしても学校で教える必要がある。 現在の現場の教師では種々の意味から間に合わぬので70 歳以上の爺さんに頑張ってもらって学校へ出張して徳育を教えてもらうことはどうだろうか?。爺さんには気の毒だが無償で協力してもらう。
教育現場に入り込むにはいろんな手続きが必要であり、場合によっては拒否されることがあるかもわからないが、これは絶対に早急にやるべきことであると思う。
誰かがやらねばならぬことであるにも関わらず、今日までおろそかにしてきた。
毎日の出来事は自分らの関係外で起こっていると思っているのだろう。今まで現場を含めて無視してきたことが、全部自分たちにふりかかってきている現状さえ無視して平気である。学級崩壊等により、無責任に逃げ出す教師も数多く出現している。
自業自得と言えばそれまでだが、それではすまされない。
教師という職業は聖職であり威厳を持って生徒に接しなければならないのを戦後60 年かけてそれを全く反対のしくみにしてしまった。先生と生徒が友達になるなんてとんでもないことである。授業中に生徒に人権はない。
小学校の生徒に徳育を教えると同時に大人(親)のしつけ教育も始める必要がある。子供の教育よりむしろ大人(親)の教育の方が重要かもしれない。
20 歳代、30 歳代、40 歳代、50 歳代と年齢別に分けて、大人(親)のしつけ教室を開設する。これは強制ではないので、甚だ難儀なことと思うが、非常に重要なことで早急に始めなければならない。勿論これは日本精神を前提にした授業でなければならない。
これらの教室の講師も70 歳以上の男子に担当してもらう。最初は錬成塾の放課後に大人(親)のしつけ教室を開くことを考えていたが、錬成塾の開校が遅れているので(財)日本精神復活推進協会として大人(親)のしつけ教室を開く。最初は不定期となるが、将来は定期的なものにする。
時々全国的に有名な先生を招いて講義をしてもらう。当然日本精神を前提にした講義でなければならない。
最適任者と思われる人に声をかけてお願いする。
全国的に心ある老青年を結集して(財)日本精神復活推進協会設立後参加してもらい、日本精神を子供や孫にあらゆる機会を利用して毎日のように具体例を示して教育してもらう。そのために老青年に定期的に一同に会して研修をお願いする。研修の講師は日本精神に詳しいひとにお願いする。老青年は研修後国元に帰って個々の家庭、地域等において大人、子供に個々人でもよいし集団でもよいから具体例を示しながら日本精神を体で覚えさす。
最初は個人的に行動してもらうが将来は組織的に行う。毎日繰り返し繰り返し教える。
その際身体で覚える方法を講じる必要がある。身体で覚えたことは人間忘れない、良いことを身体で覚えさすことが一番良い方法である。老青年には気の毒であるが、無償奉仕してもらう。
上記事業を行うにあたり、(財)日本精神復活推進協会を一日も早く設立しなければならない。